パンと梅干し

ゆるゆると好きなことを。

スリルミー 。カムバック成福ハッピーリクリエイション!


ここはどこか





道に迷って






辿り着けば






禁じられた森だと、気付いた時は。









お久しぶりです!!

2019年1月25日(金)以来、
ずーっと道に迷いに迷っておりました!筆者です!!




いやあ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。


筆者はあの日以来、
ずっと禁じられた森をウロウロしており()、


本当はスリルミーのあれこれだったり、
その後の成河さんご出演舞台のことだったり、
心の底から書きたい記事は沢山あったんですけどぉ……







ずっと道に迷っていたので、何ひとつ更新できませんでした!!!!!!!!!!(世の中騒ぎ出す苦し紛れの言い訳タイム)






というわけで大変ご無沙汰しております。
あまりにもご無沙汰すぎるおかげで、
ブログの更新の仕方どころか
タイトルの付け方まで忘れてしまいました。
ウッ…思い出せない……!!




なんだよカムバック成福ハッピーリクリエイション!て。









いや!!
カムバック成福!
ハッピーリクリエイション!!イエーイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!








……………………。










リクリエイションさあ……………………!???!?






2019年1月25日(金)からリクリエイションが発表されるまで、

いや、なんなら初日を迎えるまで。

まさか…まさか、本当にまた成福スリルミーを観られるなんて。


筆者は成河さんのファンで、
成河さんきっかけで前回のスリルミーを観劇しました。
そう、成福ペア育ちです!



そりゃ再演は心の底から願ってましたし、
でもそれが難しそう(だと勝手に思っていた)なら映像化…せめて音源…!と思っていましたが、


まさかの再演!いや!!リクリエイション!!!!



人間本当に求めていたものをいざ提示されると、
なかなかこれは現実ですか?ドッキリですか?とにわかには信じられないものですね。



この2年で世の中は大きく変わってしまいましたが、
とにもかくにも、こんな状況のなか、
こうしてまた観られることに感謝せずにはいられません。


キャスト・スタッフ・関わられている全ての方々、
本当にありがとうございます…!!
どうか無事に完走できますように。





さてさて、前置きはこのくらいにして。
そんなこんなで、
ついに2021年版ソンハ私×福士彼のスリルミーが始まりましたね!!





いやあ…頭ではわかってはいましたよ。






二人がまたスリルミーをやるよ!
前回の流れ・解釈踏襲するよ!!









んな訳なかったですね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リクリエイションのファーストインパクト、
とんでもなかったですね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




今後また初日とは違う、
なんなら観る人が変わればそりゃ毎回違うのでしょうが、
また更に研鑽され、新たな提示を容赦なくブン投げて来るのでしょうね……(言い方)



今回は成福ペア初日の感想
2018(2019)と変わった…な?と筆者が勝手に思ったポイント等をつらつらと。ざっくりと。好き勝手に。
書いていこうと思います!


え?そんな風に思わなかった!私はこう思う!と、
筆者とは全く違う受け取り方をされている方もいらっしゃると思います。

なんなら、筆者の盛大な思い込みや勘違い、認知の歪み()もあるかもしれません。


みんな違ってみんな良い精神でどうぞ、よろしくお願いいたします!


(真の初見感想※2018年公演は過去記事であげています。
その時のワード等割と使っているので、もしよろしければそちらも是非ご覧いただけると幸甚だです!※めちゃめちゃ長いです)







※以下、盛大にネタバレです。また好き勝手書いておりますので、なんでも許せる方向けです。あくまで本劇中で想像できる範疇で書いていますので、海外公演含め、実際の方々の背景や事件の真実と異なっていることを書いている可能性も存分にあります。あらかじめご了承ください。

※現時点では2021年公演は成福ペアのみの観劇です。
前回公演と比較等いたしますが、決して前回の方が良い、今回の方が、等良し悪しを言うつもりはございません。








■何を知りたい


早速リクリエイションの圧………!!!!!!!!!!!!!!!




53歳のソンハ私。そう、この演目で
わたしたち観客が初めて目にする私。


率直に、前回よりものすごくどっしりしているというか、淡々とした感じだなあと思いました。


何と言えばいいか……、
前回がそうじゃなかったとかでは全くないのですが、

ものすごく他人事のような、
自分のことのはずなのに、自分をものすごく俯瞰的に見て語っている
なあと。


そして全く審議官と向き合ってない感がひしひしと伝わってきますね!



ただ、彼との夢のような眩しく、あつい記憶を語り出すあたりから、
ソンハ私の表情も声色も、とても爛々としていくのが………


基本この語り中、ソンハ私瞬きしていないのが本当に本当にすごいと思います。



毎回ここで一回筆者の涙腺が爆発しかけます。ええ。
冒頭からクライマックスですね。




■美術は5段階評価で5

そんなこんなで53歳→19歳の奇跡のタイムリープを一瞬でやってのけるソンハ私!

鬱屈としたしょぼしょぼソンハ私から、
約束の15時をだいぶ過ぎても来ない福士彼を心待ちにしているルンルンの19歳ソンハ私に!


なんなら福士彼そっちのけでウキウキバードウォッチンを楽しむ姿は健在でしたね。


そんなソンハ私ですが、ここでも前回との違いを見せつけます。





熱心にスケッチしてる………!!!!!!
鳥さんのイラスト描いてる………!!!!!!!!!!!!!




前回は目にも止まらぬ高速メモ芸を披露されていました。ええ、若干の親近感。(おたく)



が!今回はなんとスケッチもしていました!!




そう!皆さま覚えていらっしゃいますか!?


2018年12月11日(火)に公開された、
【SONGHA 成河】 HORIPRO STAGE presents 12 Quick Questions 12のクイック・クエスチョン
を!!!!!

(URLはこちら→ 【SONGHA 成河】HORIPRO STAGE presents 12 Quick Questions 12のクイック・クエスチョン - YouTube)



タイトル通り、12個の質問に成河さんがサッサと答えていく動画です!(言い方)


その中に「得意科目は何だった?」という質問、ございましたね!!
ご覧になっていない方、90秒程度なので今すぐご覧ください!!!








成河さん「得意科目、得意科目……え〜っと…美術!!」







はいキタドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






ご自身の得意分野をナチュラルに役に落とし込む!さすがです!!鳥さんのイラスト見せてください!!!



いやあ、双眼鏡でまじまじと見た後、
手元の手帳と鳥を交互にあの眼力でガン見しながら手を動かしている様こそまさに、ソンハ私って感じですよね☆(何)




■「待ってたよ」(観客含め)

カムバック福士彼!!!!!!!!!!!!!!!!!



ひょっこり舞台上に姿を現し、
抜き足差し足でソンハ私に向かう福士彼…

今回初めてご覧になった方も、
2019年以来ずっと待ち望んでいた方も、

あの劇場にいらっしゃった方全員、

間違いなくソンハ私と同じく




「待ってたよ」




と思わず言ってしまったと思います。心の中で。
筆者は言いました。心の中で。



皆から求められる人気者で、ニーチェオフで忙しいパーフェクト福士彼……
ただそこにいるだけでパーフェクトなオーラダダ漏れの福士彼のおかげで、早速目が潰れるかと思いました。




や〜福士彼の登場でテンションが上がったのも束の間、






まあソンハ私のこと見ないこと………!?!?!!



成福ペア、お互いの主張を一方的にぶん投げスタイルだったとは思うのですが、




ふ、福士彼!?おーい!ソンハ私のこと、見えてるかぁ!?!!?
レベルじゃなかったですか!!!??!!???!!?




あ、あまりにも……!えっ、前回がだいぶまともに思えてしまったぐらい、
ソンハ私のこと、ただの自分の要望を満たすためだけのツールだとあからさますぎませんでした………?



もうこの時点で筆者だいぶメンタルズタボロです。こっから二人、どうなっちゃうってんだ………!(泣)



にしても福士彼、相変わらず
絶妙にソンハ私が取れない位置にマッチ投げる選手権ぶっちぎり優勝でしたね!



■それでも視線の先は

福士彼の言った通りに、約束の時間に約束のものをちゃんと準備し、倉庫を燃やすソンハ私。
お望み通りの倉庫ファイヤーでテンションが上がった福士彼、ここで必殺技炸裂します。そう!!





段差と身長差を最大限活かし、後ろからソンハ私を
ホールミーターイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!




からのソンハ私の頬を撫でるコンボ技……だと………!!!???!!!????!!?
リクリエイション、恐るべし…!!!




福士彼に後ろからホールミーターイされて、
からの頬撫でられちゃってもなお、
どうにか理性保って「続きは場所を変えてから」と言えるソンハ私、
純粋に心の底から尊敬します。



いやあ、二人が一列になって歌い上げるこのシーン、美しくて神聖な感じですよねえ。
絶賛倉庫ファイヤー中だけど。

そしてやっぱり福士彼の視線はソンハ私ではなく炎なんですよねえ……


前回、松柿ペアで柿澤彼が炎ではなく松下私を見ているのにものすごく驚きました。


福士彼がソンハ私を見ていないのは前回から変わらずですが、
再会のくだりからしても、福士彼、
より一層ソンハ私見えていない?見ていない?感がひしひしと伝わってきていてもう…………


だからこそ尚更、身体的なボーナス(キスをする、後ろから抱き締める、頬を触る)があったとしても、
全く心の伴っていないように見えてしまうんですよね。

果たしてソンハ私はそれに気付いているのか、いないのか…
いや、気付いているけどそれでも………





ソンハ私………(泣)※どうしてもソンハ私側に立ってしまいがち筆者



■僕たちの関係

あの、ソンハ私のサプライズ訪問→契約書のくだりでわりと確信したんですけど、


ソンハ私もソンハ私で、だいぶ気が強くないですか?



福士彼に対する態度や受け答え方が、
前回はもっとオドオド…福士彼の様子を伺いつつ(といいつつもちゃんと自己主張は非常に強め)
だったと思うのですが、

うーん、一つ一つの対応とっても、
あくまで対等でいようとしている(自分が下という発想自体がなさそう)ように見えたのですが……
えっ、筆者の気のせいとかだったらどうしよう恥ずかしいその時はこっそり教えてください……


相変わらず血でサインのくだり、
思いっきりソンハ私、傷口ばっくりレベルの切られ方でちょっとふふっとなってしまいました。



■ちょっと大人になった福士彼

他所の家に侵入し、盗みをはたらき、逃げる。

一通りのスリルを味わってすぐ、
また福士彼に押し寄せる虚無、渇き。


ソンハ私の要望なんか耳に届くことはなく、
次は自身の父親のオフィスで盗みをはたらこうと企むなか、
父親から大切に愛されている弟のことを頭がよぎり、さらに精神状態が不安定に。


とにかく前回は下手側の柱に当たり散らしていた福士彼ですが、

今回は下手側の柱を殴ったりしません!


えっ…大人になった……福士彼、この2年でちょっと大人になったね……!?



下手側の柱には当たらなくなったちょっと大人になった福士彼だけど、
ソンハ私にとってはそんなこと関係ありません。

あまりにもノールック福士彼に、ついに堪忍袋の緒が切れます。



いい加減ちゃんとこっち見ろや!!!!!!!!!!!!!!!!!の圧がとんでもないことになっています。


例えるならそれまで硬球をお互い投げ合っていたのが、
ここに来て急にソンハ私が火の球バレーボール放ってきた感じです。



さしずめ福士彼は、ソンハ私の剛速火の球サーブを消火器使って避けつつも、

最終的には消火器が切れて受け止めざるを得ない状況ってところでしょうかね。(何言ってるの?)



ボンバーマンソンハ私

渾身のサーブが決まり、無事ソンハ私の要望も叶えられました。
満たされてルンルンなソンハ私でしたが、
福士彼がとんでもないことを言い出します。


そう、論理的に進化した段階で自分たちが挑戦すべきこと。

それは、殺人しかない、と。




じゃあ、誰を。








福士彼「俺が一番ムカつくやつ」
 

ソンハ私「………僕?」


福士彼「……………お前」









ソンハ私「ふぇえ><。」










あ、あの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!!!!??!!!????!!!????!!!????!!!??????????



このシーン、とんでもなく色んな要素が大渋滞すぎるんですけど、




まず


福士彼「俺が一番ムカつくやつ」

ソンハ私「………僕?」



福士彼「……………お前」




あっ!福士彼「お前」なのね!?



前回、東京公演が終わって1週間後の大阪公演で、
急に福士彼が
ソンハ私の「僕?」を受けての「僕。……以外で」と言いました。言ったんです。







そう!福士彼voiceで「僕」って言ったんです!!!!!!!!!言ったんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!




ちょっぴり、いやわりと!
福士彼の「僕」をそわそわ待っていた筆者がいました。おそらく同じような方、他にもいらっしゃったはず……


あ、「お前」なんだ、と思ったその直後です。








ソンハ私「ふぇえ><。」









ええ!???!!????!!!!???!!!???????!!!!????!!???!!!?
待って!!!!!!そっちからそんな爆弾飛んでくるなんて聞いてない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



これ、本当に、とんでもないことをソンハ私はしでかしましたよね!?(言い方)



福士彼に殺したい相手はお前。(のちに続く「以外で」)と言われ、絵文字通りの
><。
の顔をしたソンハ私…………





かわいさがカンストしてやがる………………ひゃくまんてんまんてん…………………………………




あまりにも不意打ちのかわいさすぎて、
筆者のマスクの下が大変なことになっていました。

かわいさのあまり世の中ではなく筆者が騒ぎ出すところでしたが、声を出さずにいられたのが本当に本当に偉いと思います。
さあ、褒めてください。拍手!




そんなこんなで(?)
弟ではなく、10歳くらいの子どもで計画を立てる二人。

いよいよ後戻りできなくなってきたところで、
ソンハ私が福士彼の胸に抱かれ、暗転…のあそこ、
相変わらず宗教画のような美しさではあります。が!

前回は暗転してもう少し余韻があったと思うのですが……サッサと去ってしまう福士彼に対してもはや怒りを覚え始めた筆者です。()




■パーフェクト不審者

ぴかぴかのスポーツカーと、
とびきりの爽やか(胡散臭さ)MAX笑顔をダシにしてターゲットをおびきよせる、
パーフェクト不審者☆福士彼!健在でしたね!!



「近くに、おいで」


ターゲットの手を引き、はけて行く直前で半音下がったのはあえてでしょうか。

とんでもなく不気味すぎて背筋が凍りました。(褒めています)



■ソーシャルディスタンスの大切さ

このご時世ですので、ソーシャルディスタンスの観点から世の中騒ぎ出す大事件でも今回は客席に降りてきません!!!!!!!!!!!!!


そういえば、盗みの後福士彼も客席降りダッシュがありませんでしたね。



前回はこのシーン、ソンハ私はリュックを背負いながら思いっきり客席に突っ込んで来ましたが……
やはり演出変わっていましたね。そらそうか!


演出が変わったからか、
はたまた別にそうではないのか、
歌い出しが前回からさらに呆然とした感じでしたね。
まだイマイチ実感が湧いていない感じ。



福士彼から犯行で使用したブツを渡され、
福士彼にこれから何をすべきか指示されながら、
ようやく頭が追いついてきて……な風に見えますが…いやあ、ソンハ私、ねえ………






「俺たちは超人であることを
証明したんだ、この手で」




と二人で歌っていますが、
果たして二人が指していることは同じなのでしょうかね。









………………………………………。










すみません、

脅迫状→眼鏡ソング→弁護士ごっこ→とにかくうちに帰ろうよお!→福士彼の熱い掌返し&死にたくnight(爆速ハイライト)

ここのテンポ感大好きすぎて、
ただただ楽しく圧倒されながら観ていてあまり覚えていません!!!(世の中騒ぎ出す告白)なので飛ばします!!


はい!一気にクライマックスいきます!!!
もう長すぎるんで!すみません!!!




眼鏡ソング2021 ver.最高でした………
筆者、眼鏡ソングが一番大好きです!





■僕の「もの」

二人の殺人鬼に下された判決は、死刑ではなかった。

刑務所に向かう護送車の中で明かされる、
ソンハ私の計画。

まさにその計画が、ソンハ私自らの種明かしによって完結しようとします。




何度でも言います。言わせてください。










リクリエイションさあ……………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





あの、あまりにも……あまりにも………リクリエイションでもう頭がついていかず……




彼と一生一緒にいるために。

犯行現場にわざと眼鏡を落とした。

全て計算。

死刑になったって構わなかった。

彼と一緒なら。



種明かしでの福士彼に対する
「まだわからないの?」


このセリフ、前回では
「(超人ではないけど天才ではある)君が、まだわからないの?」
という驚きを含んだような言い方でしたが、

今回はまだ理解できていない福士彼に対して吐き捨てるような言い方に驚きました。

福士彼を下に見ているようにもとれる言い方。




実際、

「僕こそが超人だって」

と、超人超人言っていた福士彼ではなく、
自分「こそ」が超人
とセリフとして言っていますが、

前回は福士彼を下に見る、というよりは、
ソンハ私にとってのかつての福士彼を取り戻すためのこの言い回しだったと思っています。


(※詳しくは過去記事→スリルミー。感想≠レポート的な。 - パンと梅干し
ご参照いただけますと幸いです!
簡単に書きますと、

久しぶりに再会した福士彼は、それまでソンハ私が知っている福士彼から変わってしまっていた
→それはニーチェの超人思想に毒されているからだ
→自分が超人でないことを福士彼にわからせれば、きっとかつての福士彼に戻るはず
→僕(ソンハ私)「こそ」が超人だ(福士彼は超人ではない))




「俺のこと見直したか。怖くなったか」

前回は慣れない感じで俺、って言ってみました感満載で、オドオドしながらでしたが。
福士彼に確かめるような言い方に。




そして、ようやく全てを理解し、
福士彼の完全降伏の言葉。
何もかも認め、諦め、精神が死んでしまった福士彼の。





「レイ。君を認めよう、全て思うがまま」


「だがこれから君は孤独だ、ひとり」










ソンハ私「いや!!!!(爆音)」







とんでもなく自信が溢れ出ているいや!でしたね…………………



みんな生きている中でこのくらい力強く「いや!」と言えたなら……と思わざるを得ないくらいの、
パワーに満ち溢れた「いや!」でした。





いやあ、ソンハ私の
「僕のものだ」の「もの」部分をすごく強調している歌い方や、
福士彼に対する否定「いや!」の力強い言い方
めっっっっっっちゃくちゃひっかかっています。



これまで福士彼、前回以上にソンハ私のこと見てない!ノールック福士彼だ!と筆者騒ぎ立てていましたが、
種明かしでのソンハ私の言動が、福士彼のこと所有物だと思っているように捉えられるというか…………


うーん、前回観ていてそうは思わなかったんですけど、今回は本当に福士彼を「もの」として捉えているように思えてしまって。


前回は
福士彼「と」「一生一緒にいる」ことがソンハ私の願望だったのが、


今回は
福士彼「を」「一生手元に置く」こと
だと思えて…ううん…………。









え、これが「資本主義の病」ってやつですか?????????????????(かつてないレベルのこじつけ)




うーん、とにかくかつてのニーチェに毒されていない福士彼を取り戻すために種明かしをしたソンハ私、という勝手ながらの筆者の仮説がどんがらがっしゃん!!ですよ!!!!!

筆者の考えもリクリエイションの必要が、あります!!!!!!!!!!!!!!





やー…成福ペア、本当に恐ろしい!でも本当に楽しい!!辛いけど!(泣)でも楽しい!!!(泣)



■思わずこぼれる

ついに仮釈放が認められたソンハ私。
解かれた手が掴んだもの。
それは、高校生の頃、あの公園で撮った、一枚の写真。



「待ってたよ」




この「待ってたよ」、

明らかに53歳のソンハ私でしたよね………!!!!???!??



前回は19歳のソンハ私として言っていましたよね!?!!?
冒頭の、久しぶりに福士彼と会うところからやり直そうとする19歳ソンハ私だと…筆者は思っていたのですが………





声色が53歳なの、なんで………………?????????????(リクリエイション!)



えっ、今の話なの!?53歳ソンハ私が、どうするっての!!??筆者は大混乱です。




からのボンバーマンソンハ私、
最後の最後でもとんでもないものぶん投げます。



「だから、スリルミー !」


「スリル・ミー」






ここ!!!!!!!!!!!!!!
ソンハ私ニヤッてしましたよね!!!??!!!!???

まさしく(暗黒微笑)しましたよね!!!??!!!!!!!!????!!??



前回はソンハ私が一生登れない階段(言い方)の先にいるファントム福士彼に必死に縋ろうとし、
最後客席側を振り向き、
驚き、怖れ、懇願、様々な感情がないまぜになった「スリル・ミー」だったと思うのですが。



今回は前回のような必死さが全く感じられず、
福士彼がいる方に歩み寄った後、
静かに客席側を見て



「スリル・ミー(暗黒微笑)」







…………………………………………………。










…………………………はい?(筆者混乱)





これはちょっと…いかんせんまだ初日しか観ていないので、
今後の公演でお二人がどう結末を持っていくかにもよるのですが…………

前回の最後の記事でも取り上げました、
「最後の『スリル・ミー』は何を表しているのか」
2021 ver.
も改めてしっかり考えられたらと思います。




とりあえず、初日観たままの感想、現時点でのふわっふわな考えを残させてください。





福士彼の写真を再び手にし、
53歳ソンハ私として発した「待ってたよ」


今回のソンハ私は、
19歳の頃からやり直すのではなく、
まさに今、現在のソンハ私のままで。




そして最後の「スリル・ミー」は。




いつの間にか消えてしまっていた福士彼を見つけ、


いつの間にか止まってしまっていた二人の永遠の時間の「続き」を、再び取り戻そうと。





仮釈放が認められ、
もう彼がいない刑務所から脱し、
自由を手に入れた先には。



これもまるでゲーム。
突然自分に何も言わず、
彼が大学を移ってしまったあの頃のように。

自分よりひと足はやく刑務所を出た彼を待つのではなく、
今度は私が探しに。

さながらかくれんぼでしょうか。




「見いつけた」と言わんばかりの。






そして、思わず笑みがこぼれる。







さあ、ここからまた、始めよう。



血で交わした契約書も、
二人に下された判決だって。





「永遠とは言わない、死ぬまでは」




「二人はずっと、99年」













「いや、離れられない」















お疲れさまでした……………………!!!!!!!!!!!!


2年経っても、リクリエイションになっても変わらないもの。
それは。




筆者の無理矢理すぎるまとまりのない記事の終わり方!!!!!!!!!!!!!


いやもうほんと…ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、
本当に本当にありがとうございます。
お疲れさまでございました。
ゆっくり目を休めてください……。



いやあ、同じ脚本、同じキャストなのに…

改めて「演技」でこうも変わるんだな、と。
二人の俳優さんの関係、掛け合いでこうも変わってしまうんだなと、改めて感じさせられました。


そしてピアニストさんね!
ピアニストさんも当然、お一人おひとり弾き方や表現の仕方も全然違って、
ピアニストさんが変われば、二人の俳優さんの歌い方や語り方、歌に入るまでの持っていき方も変わるわけで………………




ああ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
必要最低限の要素で創られたこの100分、
そのひとつひとつの要素がとんでもなく大きな力を持っていて、
休憩なしの100分に凝縮されているこの贅沢さ………………………これだよこれこれぇ………。


あまりに濃過ぎて、摂取した側からぐったりするものの、
次!早くまた観たい!というとんでもない禁断症状ループに陥ってしまうわけですね。


まさに果汁100%オレンジジュースとか飲むと、むしろさらに喉渇いちゃう的なアレです。そうです。





冒頭でも書きましたが、
お二人がリクリエイションで前回踏襲、ということはないだろう、と漠然とわかったつもりでいたものの。



やはり筆者なんかが想像出来うる範囲のことなんて、大きく超えた領域で創り上げ、提示されてきましたねえ……



これまで筆者がこうだと思う!こう考えます!
というものは過去記事にもアップしておりますが、
本当にそれはあくまで前回の時点では、ということに過ぎないのだなあと。

自分で自分の考えの枠組みに自らはまった状態で、
今回リクリエイション初日に臨んだことに反省です!!!!




でも、あれっ、違う!変わってる!え、じゃあ今回は…?
また新しい疑問点や、これまでとは違う考え方のきっかけを得られたのもとても嬉しいです。


どれだけ考えてもきっとこれが正解です!それ以外は違います!というのはないでしょうし、
本当に自分がどう受け止めて、
どう落とし込むのかだと勝手に思っています。


だからもし、筆者と全く違うわ〜!筆者何言ってんの!?って思われる方いらっしゃいましたら、
是非自分はこう思う!って仰っていただけるとすごく嬉しい!です!!
色んな方の、感じ方考え方が気になるなあ…!


特に2021 ver.で初めてスリルミーを、
成福ペアをご覧になった方が率直にどう感じられたのかがとっても気になります…!!



はー。こうしてまた二人に思い巡らせる日々が戻ってきましたねえ。

先ほども書きましたが、じっくり考えたいこと、書きたいこと沢山生まれました!
なんなら過去、一度考えて筆者なりにまとまっていることも、改めてリクリエイションされた今、もう一度考え直したいですねえ!言うだけタダ!



・何故私は種明かしをしたのか
・最後の「スリル・ミー」は何を表しているのか
・「99年」「永遠」の使い分け
・ソンハ私と福士彼のテーマ「資本主義の病」に基づいて観てみようキャンペーン



まだまだ、きっと他にも生まれます。

ひとつひとつ、じっっっっっっくり考えられたらなあ。

そしてまた自分なりに……まとめられたらなあ…………うん、言うだけタダなので………()





とにもかくにも、
無事にリクリエイション初日で成福の圧を全身で受け止め、
ヨロヨロになりながらも劇場を後にしようとしたら。


販売しているじゃありませんか!舞台写真!!!
(開演前にアクリルジオラマは買いました)


もはや意識朦朧としている中(大袈裟)物販列に並び、


「ああ…成河さんと福士さん全部…あっ、成河さんのは2つずつでお願いします…」




資本主義の病!(こら)



にしても、今回アクリルジオラマの名称が各ペア名でちょっと安心しました。




前回、放火ver.と殺人ver. という名称だったので………………!!!!!!!!!!!(あまりにも不穏すぎるグッズ名)(ちなみに放火ver.が松柿ペアで、殺人ver.が成福ペアでした!)



今回は3ペアだし放火・強盗・殺人かなとちょっと思っていたのは内緒です。





だいぶ長々と語ってしまいました!すみません。
いよいよちゃんと締めます。

ここまで読んでくださった方いらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。
リクリエイションは始まったばかり!



もうご覧になった方も、これからの方も、




ハッピーリクリエイション!!!!!!イエーイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!







はあ……………。