パンと梅干し

ゆるゆると好きなことを。

スリルミー。スリル大阪(松柿ペア)ミー。

シャルウィ西へミー?

エス!レッツゴー西へミー!!




どうもこんばんは。
ただ今一人二次会絶賛開催中の筆者です。

東京大千穐楽を迎えて約1週間。大阪公演が始まりましたね。
池袋に通う日常が終わり切ない気持ちもあるものの、なんだかんだあっという間な気がします。

さて、本日19日(土)昼公演、松下さん柿澤さんペア公演を観劇いたしました。東京公演と合わせるとなんと、2回目!!

もはや常に初見の気分です。観劇した東京公演から間も空いていたし…


というわけで、真の初見と今回の大阪公演、ごちゃ混ぜではありますが…
ようやく!松下さん柿澤さんペアの感想をつらつらと書いていきたいと思います。


が。
松下さん柿澤さんペアは原点にして…な思い入れを持たれているファンの方も多いかと思います。

ただ、筆者は完全に成河さん福士さんペアで生まれ育ったため、
い、今更それ言う!?いやそれは違うわ!なとんちんかんちん●休さん的なことを書いていたりするかもしれません。


出来れば気にしない〜気にしない〜気にしない〜〜♪精神でお読みいただけますと幸いです。恐れ入ります。






※以下、盛大にネタバレです。また好き勝手書いておりますので、なんでも許せる方向けです。
あくまで本劇中で想像できる範疇で書いていますので、海外公演含め、実際の方々の背景や事件の真実と異なっていることを書いている可能性も存分にあります。あらかじめご了承ください。
また、それぞれのペアを比較しておりますが、決してどちらの方が良いとか悪いとかそういう意味は一切含んでおりません。

大阪公演の演出面のネタバレもあります!!







まず第一印象から。


松下私、すごくスラっとしてる……!!!彼と目線が同じ……!!!!!!!!!!!!(世の中が騒ぎ出す衝撃の事実)


ソンハ私しか知らない筆者、まずそこでとてつもなくびっくりです。舞台上にいる私が大きい…!!すごい!彼と同じ身長すごい!!


ね?新鮮でしょう?(何)



あと、彼のことを考えている感じがビシビシ伝わってきますね。
ソンハ私は僕が!僕も!僕だって!感が強いですが、松下私はもちろん自分の要望はあるものの彼のことを一番に考えているような…



そして柿澤彼、
ものすごく庇護欲をかきたてられる彼じゃないですか!!!???!?

登場時から目がウルウルしているのなんで!?もうすでに壊れそうな彼…硝子の少年時代感…破片が胸へと突き刺さる…


あと話し方がものすごく良い意味で淡々としていてリアルですね。
福士彼は演劇という枠内でのリアルな感じですが、柿澤彼は現実的なリアル。

まだ反抗期引きずっていて、家族のこと鬱陶しいと思いつつも、実家暮らしで結局親の力に頼っている反抗期ボーイ。


そう、とんでもなく個人的な話ですが筆者の弟に話し方がそっくりすぎて最初びっくりしました。普通に成人済ですけど。



■冒頭からクライマックス(筆者的に)


第一印象もほどほどに、
演目の感想などを…と思ったのですが!


本日の大阪公演、朴さんのピアノ演奏が始まり良きところでそろそろかな、と思って下手側通路にずっと視線を配っていたんですよ。
そうしたら…



普通に舞台上の上手から松下私が出てきているがな!!!!!!!!!!!!!!!


下手側に東京公演と同様の階段が設置されていたので、てっきり広くなっても演出が同じかと思いきや…


始まった途端、よくわからないところをガン見している変な人、と隣の方とかに思われていないか筆者は心配です。



話戻して。


松下私、本当に本当にちゃんと罪を悔いている感じが冒頭から出ていますね。あとちゃんと真面目に人の話をよく聞いている感じ。
なんでこの人がこんなことをしてしまったんだ…と思えたくらいです。


松下私だったら五回も仮釈放審議会やらなくていいでしょ!一回でいいよ!!()


いやだって、ソンハ私は冒頭から「ああ…ですよねやっちゃいますよね…」感満載ですから…(※筆者は成河さんのファンです)




そして現在から19歳の私へタイムリープ
松下私、キラキラしている…!!
にしてもため息が多いですねえ、松下私。悩みが尽きないもんな、柿澤彼のおかげでね。


待ち合わせ時間を大幅オーバーしてもまだ来ない柿澤彼にため息をついても、大好きな鳥を見て微笑み、静かにその様子を手帳に記しているのが爽やかです。


もはや彼との待ち合わせそっちのけで口を開けて高速でメモを取るソンハ私と全然違います。



からの柿澤彼。
やっぱり彼はスンッ…と登場しなければいけない掟でもあるのでしょうか。

でも第一印象で書いた通り、なんとも言えない泣きそうな顔して現れられて、筆者はすでに戸惑いしかありません。あれ…!?彼ってあれ……!!!??!


でもその後松下私に抜き足差し足で近づく柿澤彼、年相応な感じの、いたずらっ子のようでいいですね。


からの松下私のおニューのスーツをドヤる柿澤彼に対しての「大人っぽくなった」
双眼鏡で上から下まで見るの、反則すぎません………!!!!??!?!


なんなのこのかわいいやりとり…!!!
別に双眼鏡でまじまじと見られても特段嫌がる様子も見せない柿澤彼もさあ…!!!!!


さっきまで遠くの鳥を見ていたという倍率を踏まえると、もはや生地の網目まで見てるんじゃないか!?松下私!!!!?


成河さん福士さんペアに慣れきった筆者からしたら、この時点でなんかもう二人仲良しじゃん!お互いがお互いを見てるじゃん!コミュニケーションちゃんとできてるじゃん!!!ハッピーエンドだわ!と思ってしまいました。うっうっ…どうしてああなってしまったんだ…



あと松下私、うっかりマッチを忘れた柿澤彼にマッチ箱を差し出す際に、
ちゃんと1本箱から出した状態で渡すの、ホスピタリティに溢れすぎていませんか?


そして、柿澤彼もキス後にマッチ箱を投げる際に、
ちゃんと松下私が受け取れるように投げるの、ホスピタリティが…大渋滞だ……!!!!!



いちいち二人のやることや立ち居振る舞いだけで驚きの連続すぎて、すでにこの時点でわりと頭がパンクしそうです。




■火<<<<<私


あれっ、ホールミーターイじゃない…だと…!!!!!?????(過去記事参照→スリルミー。 - パンと梅干し)

し、身長同じくらいだしね…!



にしても、柿澤彼の火を見つめる眼差しがとても印象的ですね。本当に吸い込まれているような。


でも、松下私と柿澤彼が前後になって歌うシーン、
柿澤彼、火じゃなくて松下私思いっきり見てません…??????


初見時めちゃくちゃびっくりしたのを覚えています。明らかに福士彼と目線の高さが違うもの………


火を見つめる松下私が、綺麗だ…ってか?????ッカァー!!!



■「おやすみ」※起きてる


倉庫ファイヤーの次の日、サプライズで来ちゃった☆な松下私をほっといて「おやすみ」する柿澤彼、
全く目を瞑っていないのがもうたまりませんね。ひゃくまんてんまんて〜〜ん!!!!


…と思いきや、ほんとちょっとずつ瞬きで目を閉じる時間が長くなっているようで。いやすごい。


あと柿澤彼の「なんで?」がちゃんと「なんで?」なのがものすごく感動しました。
やっぱり大前提として、松下私と柿澤彼ってちゃんと会話のキャッチボールが出来ていると思います。というか彼が。ちゃんと私の言葉を受け止めて返しているような。

ソンハ私と福士彼は、ソンハ私はまだ福士彼の言葉を聞きはしますが、とはいえそれぞれの言いたいことを一方的にぶん投げている感満載なので…!!


血のサインのくだりで、ちゃんと指先から血をしぼり出している演技をしているのがすごく良いですね。
だって、指先を押さないとサイン出来ないくらいの傷口なら、本当にほんのちょっと切ったくらいですよね?


成河さん福士さんペア、きっと傷口ばっくりで血がダラダラレベルですよ。


でもその感心もつかの間、
柿澤彼が思いっきりパンツでナイフ拭いてるのが…もう…笑いこらえるのに必死でした……

汚すなよ、と松下私の指先を拭くよう指示してるのに、ナイフについた松下私の血は普通に自分のパンツで拭くの、何!?!?ww



■スリル!ミー!


大阪昼公演で、またさらにネックレスがちぎれました。
(過去記事参照→スリルミー。続き。 - パンと梅干し)


あと、彼の客降りダッシュがありませんでした。テンションが謎に高い柿澤彼が舞台上で走っていました。(言い方)


戦利品を足で蹴るの、本当にその場しのぎのスリルを楽しんでいるだけなんでしょうねえ。扱いが本当にぞんざいです。

ラクタばっかだ、とボヤいていますが、その行為自体が興奮する(していた、の方が正しいですかね)から別にいいのでしょう。

たださらなるスリルを求める柿澤彼は、自分の親のオフィスの金庫を提案します。


「金庫の暗号は…どうせ弟の誕生日だろ!」

福士彼は下手側の柱を腕でガァン!と殴ります。


が。

柿澤彼は自身の頭で下手側の柱をガァン!と殴ります。


柿澤彼の下手側の柱のもたれ方が、基本的に頭が重心になってて身体が離れているんですよね。だからかな。

にしても頭を思いっきり振って音が出る程度には柱にぶつけるの、中々ご自身も痛くないのでしょうか……下手側の柱だけでなく、柿澤さんの頭もちょっと心配です。たんこぶとか出来たりしないのかな。



あ、そうだ、松下私の「スリルミー!」の「ミー!」部分を強調する歌い方、すごく好きです(突然の告白)



■持ち物チェック


柿澤彼、殺人計画に必要な持ち物チェックめちゃくちゃ入念ですね。

「このロープ!俺が言ったのより細いじゃないか!」
「ハンマーは、完璧だ!」


めちゃくちゃ松下私に向かって言ってる……!!!!!!

福士彼は独り言のようにぶつくさ言っている感じだったので、一つ一つ全部ちゃんと私に対して言っているような柿澤彼の言い方に戸惑いしかありません。
殺人計画グッズの調達スキルに対しての彼からの総評的な。


(成河さん福士さんペアで初めてスリルミーを観た・慣れている方々は、私と彼がちゃんとキャッチボールできていること自体がもうびっくり仰天なのでは…ですよね……?)


一つ一つ確認したあと、再度指差し確認をしてこれまた一つ一つ確認しながらカバンにしまう柿澤彼の入念っぷり。
というか柿澤彼、指差しすごくやりがちですよね。

チャックまできちんと閉めた後(福士彼は閉めない)、ターゲットを彼は選定しに……



■偽りの君


「僕たち友達(思ってない)」

「いい名前だね(思ってない)」


やたらテンションは高い柿澤彼ですが(車のキーとターゲットと戯れる際の挙動があまりにも不審すぎて、正直肩の震えを我慢するのに必死でした…)
まるで言葉に心がこもってなさすぎて…

10歳程度の子供だから適当に言葉を並べればと思っているのでしょうかね。

大前提として怪しさマックスの不審者彼について行ってしまう子…ではありますが、
柿澤彼について行ってしまう子は尚更……な感じがあります。

車の中で様子を見ていた松下私はどう思っていたのでしょうね…




あ、ここは私客降りあるのね…!!!!!!

大阪公演では世の中が騒ぎ出すレベルでないと舞台上から降りてきてくれません。


ちなみに初見時、松下私がリュックを背負っていないことにとてつもなくびっくりしました。

スリルミー修験者の方々は、逆にちゃんとリュックを背負って来たソンハ私にびっくりだったようですが、いかんせんソンハ私しか知らなかった筆者は逆にリュックを背負わない私にびっくりです。


でも確かに、ものすごく慌てている時にとりあえず手に持って走る!はわかるし、
それでもソンハ私の急がなきゃいけないけど自分なりのルール(リュックはちゃんと背負うもの、という認識)に則ってマイペースに行動するのもわかります。

こういうバッグ一つの持ち方でも色んな解釈があるよなあ。



柿澤彼はとっても目がらんらんとしていますね。
完璧な夜を過ごそうと、松下私の手を引く時の表情が何とも言えません。



すみません、お酒がまわってきたので以降とばします。
ちゃんとした感想はまた改めて名古屋で出来ればと思うのですが、クライマックス部分だけあとちょっと、書かせてください。



■勝ったのは、僕だ


成河さん福士さんペアしか見たことないひよっこ中のひよっこの筆者ですが。

これまで書いたように、松下さん柿澤さんペアはちゃんと会話ひとつ取ってもキャッチボールが出来ていたように思えたというか、お互いがお互いのことをちゃんと想っているのではないのかなあと思いました。


ただ、何故松下私がわざと捕まるよう眼鏡を犯行現場に落としたのか。


もちろんそれは、柿澤彼とずっと一緒にいるため。刑務所だっていい。
一生彼の隣で生きていきたいという私の願いのため。
それが大前提にあるのはわかります。


でも、松下私の演技がそうさせているのか、
私の私利私欲のためだけに計画・動いたとはとても思えないような、そんな気がします。


筆者は、「これ以上柿澤彼が人としての道を踏み外さないため」にわざと眼鏡を落とし、犯行がバレるように仕向けたのではないかなと思っています。


成河さん福士さんペアについても、ソンハ私は超人モードではなくかつての彼に戻って欲しいという願いから、わざわざクライマックスに種明かしをしたのでは、と前回記事(参照→スリルミー。感想≠レポート的な。 - パンと梅干し)で書きました。

ただ、それはソンハ私の中の彼が、ニーチェに毒されて超人思想に囚われている彼ではなく、自分と一緒にいた頃の彼に戻って欲しいというエゴ。



松下私は、大前提としてそういう自分の知らない彼とかではなく、盗みも放火も悪いことだけども、本当にやってはならない人殺しをどうにかやめさせたかったから、ではないかなと思いました。

今回捕まっていなければ、彼はこの街を壊す気満々なのでどんどん他の人を殺そうとするでしょう。


私はもう彼に人殺しをして欲しくない。社会が許さないことをやらないでほしい。


松下私は自首したものの、本当に取調室中も、柿澤彼を道連れにして良かったのかと、自問自答してたのではと思います。
最後の最後までぐらついているような。
ソンハ私のような確固たる意志は、少なくとも筆者は感じませんでした。


むしろどうしようどうしよう、という葛藤があるのでは、と思ったくらいです。


でも、自分だけが捕まったとしても、もしかしたら彼は新たな私ポジションのパートナーとまた同じようなことをしでかすかもしれない。
血の契約だって私よりも先に誰かとやったみたいだし。


であれば、松下私は柿澤彼をも道連れにし、たとえ柿澤彼が松下私のことをどう思おうとも、これ以上人殺しをさせないようにわざと犯行がバレるように仕向け

かつ

「ほら、僕は君の一枚上手をいっているんだ。だからちゃんと僕の言うことを聞いて」

という意味合いで種明かしをしたのではないのかなと思っています。


結果的に、柿澤彼にはただ「松下私は自分と一緒にいたいからわざと眼鏡を落とした超人」という認識を与えたにすぎないと思いますが、

もしかしたら…もしかしたら…
松下私の溢れ出るお母さん感を鑑みても…
本当は彼のことを思ってなんじゃないかなあ、と思わずにはいられない

二人の関係性が垣間見えたような気がしたんです。








おわり。







あれ、これ文章として成り立っていますかね??????(そもそも論)

せっかくの初!松下さん柿澤さんペア記事なので張り切って書きたい気持ちはとても山々なのですが、
ちょっと一人二次会が捗りすぎたのと…
あと勝手に設けた今日中(19日中)にあげたいという筆者のノルマの都合上こんな感じに…(結果自業自得)


毎度のことながら、ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、誠にありがとうございます。恐れ入ります。

改めて松下さん柿澤さんペアのちゃんとした感想は、名古屋大千穐楽公演後にあげられれば…と思っております。


にしても、二回しか観劇していない松下さん柿澤さんペア公演ですが、毎回松下私の種明かしあたりで涙が止まりません。
なんなんでしょうね。
二回しか観ていないけれども、透けてみえるお二人のリアルの関係性もあるのでしょうかね。


いやあ、でも明日はいきなり泣いちゃうかもしれません。
筆者、今マンボウ並の危うさなので……

松下さん柿澤さんペアと演出が変わらなければ、舞台上上手からソンハ私が出てくるだけで多分泣きます。
ああ〜東京公演と違うじゃん!つらすぎる!!って…()


とにもかくにも、松下さん柿澤さん、大阪公演お疲れさまでした。
また約1週間後。名古屋で。いよいよスリルミー大千穐楽ですね。

そして成河さん福士さん、ちょうど1週間ぶりのスリルミー。明日はよろしくお願いいたします。
はああ。明日をわくわくしつつ、でも明日がずっと来なければいいのに、そうしたらわくわくも続くのに、とちょっと胸騒ぎもしつつ。




とりあえず今日はまごうことなき宴です。

アクリルジオラマ(放火ver.)も買いました。
アクリルジオラマ(放火ver.)&(殺人ver.)に見守られながら食べるたこ焼き!シャンパン!最高です!





西へミー!!明日もタノシミー!!!!!